スポット

正覚寺(南蛮寺跡)

しょうかくじ なんばんじあと

 キリシタン布教の中心であった「南蛮寺」。キリシタン教会の跡地にこの正覚寺が建立された。南蛮寺は天正17年(1589年)上津浦城主ホクロン殿が建立。最盛期には3,500人を超す人が上津浦城主の庇護のもとにキリシタンへ帰依し、南蛮文化の華が咲き乱れた。しかし、南蛮寺は弾圧のため破壊され、島原・天草一揆(1637年)後、仏教布教のために正覚寺を建立することとなった。
 先頃行われた本堂改築の際には、IHSと干(かん)十字の入ったカマボコ型のキリシタン墓石が発見された。杉並立に包まれた境内には、キリシタンの信者が植え付けたともいわれる樹齢400年の南蛮樹(ナギの木)が往時を伝えている。

施設情報

名称 正覚寺(南蛮寺跡)
所在地 天草市有明町上津浦3550
料金

無料

駐車場

10台
※マイクロバスまでの大きさの車輌は直接本堂まで行けますが、中型・大型バスは約500m離れた旧上津浦小学校跡地の専用駐車場に停めてください。

アクセス

・熊本市から車で1時間55分
・九州自動車道松橋ICから車で1時間35分
・天草空港から車で40分

TEL 0969-53-0509